はじめての都市計画審議会、公害防止対策の質疑を予定していないことにビックリ ~廃棄物処理施設の審査では、環境局職員の出席が不可欠
国会での数々の強行採択、そして参院選での「惨敗」の理由を自分勝手に都合よく解釈し、「継投」表明で民意を無視し続ける安倍首相は、正真正銘のファシストではないかと思う。「反省すべきは反省」というが、記者会見を聞いても何を反省しているのかさっぱりわからない。日本が民主主義社会というなら、退陣とともに衆議院解散で信を問うべきだろう。
さて、 30日午後、第156回千葉県都市計画審議会に出席した。 私にとってはじめての審議会出席である。
議案は、廃プラスチック破砕施設(富津市)と重油から廃油に燃料変更する産廃焼却施設(市原市五井)の2件である。両者とも湾岸の工業地帯での計画である。
廃棄物処理施設などは本来、決められた場所にしか設置できないが、都市計画審議会を経て許可された場合はそれ以外の場所でも設置できる。(建築基準法第51条)
今回はそのための審議である。
そもそも都市計画は、「農林漁業との健全な調和を図りつつ、健康で文化的な都市生活及び機能的な都市活動を確保すべきこと並びにこのためには適正な制限のもとに土地の合理的な利用が図られるべきこと」を基本理念としている。(都市計画法第2条) したがって、公害対策の内容、妥当性については都市計画審議会でも当然審議されるべきである。
しかし、事務局として出席した県の職員はすべて県土整備部所属で、環境局の職員は見当たらない。議案説明でも公害対策、環境保全については廃棄物処理法第15条許可時の審査の段階で行うとして、詳細な説明は省略された。
出席した22名の委員のうち、今回発言したのは、議事進行役の高橋氏を除くと、学識経験者2名(内山氏、良成氏)、県議会議員2名(私と三輪氏)、市町村の長を代表する者1名(豊田氏)だった。
私は、担当者より事前説明を受け環境対策を中心に数回ヒアリングし、前日数時間程準備勉強して審議会に臨んだ。
私が審議会の場で主に、以下の点を指摘した。
① 都市計画の要素には環境も含まれることから(実際、環境・衛生分野の学識経験者も委員の一人)、公害防止・環境保全面からの審査も行うとともに、それに対応できる環境局職員の出席は不可欠であること。
② 長期間、微量の有害物質に暴露された場合の健康被害の発生をみても、既存の環境法令の遵守=必要十分条件ではない。
③ 審査基準として「近接しない」「影響を及ぼさない」「付近に○○がない」「過度の影響を及ぼさない」などの漠然とした表現がみられるが、こうしたあいまいさを排除した審査基準の明確化、見直しが必要ではないか。
これらについては、今後しっかりフォローしていきたい。
