06年度決算審査はじまる 公開の議場での政策決定を~千葉日報「県政にかける」(10月24日)から
守屋前事務次官のみならず当時の久間防衛庁長官も軍需商社と癒着していたことが明らかになった。
改憲勢力からすれば少なくともこの2人は日本で有数の愛国心と道徳の持ち主であったはずだ。「希望の国」「強いニッポン」づくりで愛国心を説いた日本経団連の御手洗冨士夫のキャノンが「偽装請負」という違法行為をしていたことと共通する。しょせんは若者の命や人間の尊厳を踏みにじってでも「おいしい生活」をしたい連中の口実が「愛国心」なのだ。
● 06年度県議会決算審査がはじまる
さて、26日から06年度の決算を審査する「決算審査特別委員会」が始まった。私は「少数会派(市民ネット、無所属市民の会、社民党)・無所属」から選出の決算委員として質疑に参加した。本会議と異なり「一問一答」方式である。26日は、総合企画部、農林水産部、人事委員会の審査が行われた。事前に関係部署からヒアリングを行い、必要な情報を入手分析し、質疑原稿を準備した。総合企画部の審査では八ツ場ダム事業が無用な公共事業であること、東葉高速鉄道はもともとの収支計画がデタラメであること、農林水産部では農業者などへ直接支援制度の充実こそが不可欠であることなどを改めて感じた。
開催予定は以下の通りである。ご都合がつけば、傍聴に来ていただきたい。
10月26日(金) 午前10時~ 総合企画、農林水産・海区漁業調整委員会事務局、人事委員会事務局
10月29日(月) 午前10時~ 総務部、環境生活部 国体・全国障害者スポーツ大会局
11月2日(金) 午前10時~ 水道局、教育庁、労働委員会事務局
11月5日(月) 午前10時~ 商工労働部、健康福祉部、議会事務局
11月7日(水) 午前10時~ 企業庁、県土整備部・収用委員会事務局、監査委員事務局
11月12日(月) 午前10時~ 病院局、警察本部、出納局
●千葉日報「県政にかける」で10月24日、私の一文が掲載されました。
「住民が主役の「まち育て」へ 公開の議場での政策決定を
川本幸立 市民ネット1期(千葉市緑区)
・私の目指す千葉県像
県基本施策で一番に是正すべきものとして、幕張・上総などの「外来型の拠点開発」と県都1時間構想による「高規格道路ネットワーク」事業が挙げられます。これらは県財政の2兆数千億円にのぼる借金の主要な要因の一つとなり、後者は「ストロー効果」による地域の疲弊を加速します。国の補助金目当てに開発型公共事業を推進する県行政、それらに依存する地方、という構図ではいずれ破たんすることは明らかです。
一方、少子高齢化や過疎化の中でも元気な地域に共通するのは、伝統文化や自然環境などの地域の資源を活用し、住民自ら工夫して新たな「個性」を創出していることです。トップダウンの「外来型開発」から、住民が主役で中小零細業者を含め地域が元気になる「まち育て」へと公共事業、地域振興のあり方を根本から見直す時期です。
・任期中に実現したいこと
財政難の中、アレモコレモではなくアレカコレカという事業選択を余儀なくされます。ところが財政難の要因となった開発型公共事業は大きく見直されることはなく、酒々井IC、北千葉道路、緑資源機構がらみの農道建設などもそのまま進められています。一方で次の世代に必要不可欠な教育・文化の予算などは削られています。これらの施策決定までの経緯は不透明です。首長も議会も競って県民への説明責任を果たすべき立場ですから、水面下の根回しによる合意形成などはやめ、オープンな議会の場で言論で決着すべきです。こうした「根回し無し」、「貸し借り無し」の公開の議場での政策決定は鳥取県で片山知事時代に導入されたということです。千葉県でもヤル気があればできるハズです。ぜひ、議会改革の一環としても任期中に実現したいものです。」