川本幸立が選ぶ07年県政10大ニュース
● 堂本県政 今年もパフォーマンスと沼田前県政継承の1年
昨日の毎日新聞朝刊によると、28日の御用納め式で堂本知事は約200人の幹部職員を前に「今年は良いことが多かった。皆さんがこつこつとやっていることが成果につながった」と語ったという。
県議となって8ヶ月、3回の定例議会を経験したが、堂本知事の壇上での発言を聞いていて何をめざして県政運営をしているのか伝わってこない。結局、一般県民を目くらます「パフォーマンス」と行政官僚の手のひら上での「沼田前県政の施策」継承で1年が過ぎたのではなかったのか。
この1年、6年連続膨らむ借金と強まる財政危機、裁判で断罪された県産廃行政(エコテック、富津田倉)、房総の山が東京湾に消える山砂採取、大規模開発そのまま推進で県民要望の強い人命・災害に関わる施策は後回し、校舎からの高校生の転落死・・・が次々と頭に浮かぶ。どれだけ多くの人々が心を痛め苦しんだか、貴重な自然環境が破壊されたか。
これらは憲法、地方自治法に反している。
権力を持つものは腐敗する。県民は憲法99条、12条に基づき、例え選挙で支持した相手であろうとも常に猜疑心を持ち、知事、議員、行政官僚を監視する必要があると思う。これが憲法を「日々行使する」ことに他ならない。
● 07年県政10大ニュース
8ヶ月間の県議活動を踏まえて私が思いつくままに選んだ県政10大ニュースを以下に記す。なお、1~10の順番にはあまり意味がない。
1.千葉市緑区選挙区で川本幸立が執行猶予中の元県議らを破って当選し、緑区民の見識が示された。(4月)
2.土地区画整理事業不振のツケを押し付ける県立土気高校グラウンド大幅削減を生徒、住民・PTA、学校職員の力で跳ね返す。
3.県の産廃行政が裁判(エコテック、富津田倉)で断罪される。それでも改めない県行政。
4.加速する財政危機~財源不足300億円、06年度1年間で460億円増、堂本知事6年で5400億円増。それでも改めない大規模開発と高規格道路事業。
5.少し前進の「議会改革」(費用弁償、委員会議事録)と改まらない「八百長と学芸会」議会。
6.房総の山を東京湾に沈める羽田再拡張に伴う山砂採取・運搬はじまる。一方、「生物多様性戦略」を策定する矛盾。
7.フリーパス審議の県都市計画審議会 オオタカ、サシバの営巣域直撃の圏央道(18㌔、1040億円)にGOサイン! 20~30年後のまちづくりのビジョンなし、問われる学識経験者の質と委員会の存在価値。
8.人権が踏みにじられる学校現場 機能しない教育委員会会議。
県立高校バルコニー転落で生徒死亡事故発生。14年間で26件の転落事故あるもハード対策放置の実態。いじめとセクハラ事件、障害者の教育権の侵害、進まない子ども人権条例制定・・・。
9.東関東自動車道酒々井IC計画地(事業費60億円)付近でオオタカ、サシバの生息判明。IC事業着手やタイプ変更の口実となったUR区画整理事業地に進出の名乗りを上げた(後に撤退表明)外資系企業はユウレイ会社だった。
10.習志野自衛隊基地にPAC3配備はじまる。この背後には、『希望の国』を叫び「偽装請負」のキャノンの御手洗をはじめ日本経団連ら日本を軍産複合体国家にしようと企む「死の商人」がいる。