2009/6/29 月曜日

まつろわぬ人々とともに

カテゴリー: 活動日記

 毎年6月の土日は、市民活動組織の定期総会や○周年記念の集いが集中する。
27日は都内で開かれた「バイオハザード予防市民センター」定期総会とシンポジウム「バイオ施設をめぐる住民運動の現況と今後」に参加する。

バイオハザード予防市民センター

総会では新年度方針の一つに「バイオ施設に『排気を出すな』と要求すべきか否かを検討する」が採択された。提案理由について新井秀雄代表幹事(元国立感染症研究所主任研究官、細菌学)は次のように述べた。「かつてはペスト菌も含めて封じ込めレベルP1とP2の間ぐらいの実験室で研究者自ら感染のリスクを負いながら実験を行っていたが、現在は研究者自らの安全を優先しバイオハザード対策キャビネットを使用して排気を外部に放出している。旧ソ連スベルドロフスクでおきた炭疽菌流出事故はHEPAフィルタ装着ミスといわれている。外部に排気を放出する限りこうしたリスクはなくならない。実験排気を外部に出さず室内に循環させることはP2実験室でも行われており、それでも危険というならば研究者は防護服を着用すればよい。」
今まで外部に排気することを前提に施設の安全性を検討してきたが、言われてみれば確かにその通りである。
シンポジウムでは、武田薬品工業新研究所建設地(神奈川県藤沢市・鎌倉市)(http://www.shounan.biz/)、国立感染症研究所武蔵村山庁舎(武蔵村山市)、国立医薬品食品衛生研究所計画地(府中市)(http://hmw.or.jp/~eiseikenmondai/)の地域で活動する方々からの緊迫の報告を聴く。20数年のバイオ施設に安全性確保を求める国内の紛争から、国・自治体・企業はそれほど多くを学んではいないようだが、地域住民は確実にその成果を踏まえた取り組みをしていることを感じる。

28日は「とけ・九条の会」創立3周年記念「集会とコンサート」が開かれ、雨が降る中を会場一杯の50名の方が参加した。第1部では伊藤章夫さんによる「千葉大空襲のお話」、第2部は「ピアノと朗読のコラボ・ライブ」で、朗読は岩本昌子さん、ピアノは高橋聡さんだ。首題は「まつろわぬ人々へ」、演目は加藤周一の「羊の歌」、ミヒャエル・エンデの「モモ」第6章「インチキで人をまるめこむ計算」と茨木のり子の詩である。

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「モモ」の岩本さんと高橋さんの掛け合いが良く、時間貯蓄銀行に時間を騙し取られる場面では身につまされる思いがした。高橋さんは、04年に都内の小学校の入学式で都教委の「君が代」処分問題に触れ「このような押し付けから、本校が無縁である事、また、本校の子ども達が将来に渡っても、内心の自由を傷つけられるような事態にならない事を心から願います。」と述べたことによるPTA会長解任事件(http://satior.ld.infoseek.co.jp/keikoku.html)で知られる方でもある。

2009/6/27 土曜日

「便宜供与」ではないか?!森田知事は2人の県政策アドバイザー就任が寄付金や講演料の「見返り」でないことを証明する責務がある

カテゴリー: 県議会

昨日26日から2日間の予定で6月補正予算について県議会予算委員会が始まった。一問一答方式にもかかわらずここでも「台本棒読み」や職員の「身代わり」答弁が目立つ。隣席の石渡副知事に台本を示しながら「コレデイイ?」と念を押してから答弁席に向かう姿は「官僚の手のひらで踊る姿」に他ならず見苦しい。

委員会では会派の小宮清子県議が森田知事の2人の政策アドバイザー問題を追及した。その一人が今も森田健作氏が代表を務める自民党第二支部の会計責任者なのかを問うと何故か総務部長が出てきて「多分そうだと思う」と答えた。(東京都選挙管理委員会によれば、告示によると現在も彼は会計責任者である。なお、会計責任者異動手続き自体は複雑なものではない。)

今朝27日の「毎日新聞」朝刊千葉版が質疑の様子を「衆院時代の秘書らアドバイザー採用」「森田知事『能力を買っている』から」などの見出しで大きく報じている。政策アドバイザーの委嘱の要綱(目的、配置、業務内容、報酬、費用弁償、勤務場所などを定める)はなく、知事は「アクアライン800円などの政策を推進するための体制づくりを事務方に指示したところ、政策アドバイザーを置く案がでてきた。能力をよく知る2人を委嘱した」と答弁した。(「毎日」同) 問題だらけでまともに会計事務もできず放置するような方に的確なアドバイスができると思う人は誰もいないだろう。また事務方が政策アドバイザー設置を率先して提案したというのであれば、職員がラクをするためなのか職員の能力がそこまで不足しているのかを厳しく問う必要があろう。

「毎日」では何故か、政策アドバイザーの一人がH17年より顧問を務める日本抵抗器販売(株)から、自民党第二支部にH19年に100万円が寄附されていることを小宮県議が指摘したにも関わらず、このことを取り上げてはいない。アドバイザー能力や公私混同の次元どころの問題ではなくではなく、寄付の見返りとして知事の立場を利用した「便宜供与」の疑いがある。これについて森田氏は答弁不能だ。説明責任を果たしてもらいたい。

2009/6/25 木曜日

政策アドバイザーの一人は、自民党第二支部への献金企業から、もう一人は森田健作政経懇話会への講演料支払い団体から

カテゴリー: 県議会

 20日のブログで触れた政策アドバイザー問題について、24日「毎日新聞」朝刊千葉版が、「森田知事 元秘書ら破格の厚遇」「2人、県費でアドバイザーに」「議会が『公私混同』指摘」の見出しで大きく報じている。

記事では触れられていないが、大野博美県議が23日のブログで指摘している通り、政策アドバイザー(非常勤)の一人である古川隆雄氏がH17年より顧問を務める日本抵抗器販売(株)は、森田氏が代表を務める自民党第二支部にH19年に100万円を寄附している。また古川氏自身は自民党第二支部の会計責任者である。支部解散手続きで忙しいハズなのに5月は13日、6月は8日(6月24日現在)「出勤」している。
もう一人の中沢史隆氏は現在、(財)モラロジー研究所秘書室秘書主任でありながら、5月は16日(休祭日を除くと知事室に「出勤」しなかったのは2日のみ)「出勤」し、6月も15日(6月24日現在)「出勤」している。(財)モラロジーとその関連団体からは森田健作政経懇話会に講演料がH17年2件80万円、H18年6件290万円支払われている。(すでに指摘したとおり公益法人から資金管理団体に講演料を支払うことは問題である。)

6月24日「出勤」分までで、古川氏は63万円(3万円/日)、中沢氏は77.5万円(2.5万円/日)を報酬として受け取ることになるから来年3月までに寄付や講演料の元は十分とれる計算になる。

経歴を見る限り、これという専門性があるようには見えず、アドバイス実績(下記参照)からも、むしろ東京事務所員など常勤の県職員がしっかり担うべきものだ。

【参考】政策アドバイザーとアドバイスの実績(県の回答文書より)
問:政策アドバイザーとは?
県:高度な知識や豊富な経験を持ち、また、国や他の地方公共団体の動向にも詳しい有識者に委嘱している。また、専門性の有無は、経歴等を考慮し、知事と相談のうえ判断している。
問:政策アドバイザーからアドバイスを受けた事項は?
県:
1.県の政策立案について
・健康福祉部施策について、国(厚生労働省)の予算を活用するよう指摘し、国と折衝するための資料についてアドバイス
・商工労働部の外郭団体について、国(文部科学省)及び関係機関との協力関係構築の必要性を指摘し、国へ協力要請する考えを明示

2.アクアライン活用戦略本部の設置等アクアライン関連について
・料金引き下げに関する麻生総理、金子国土交通大臣との面談についての調整
・かずさ地域への企業誘致促進に係る対象企業の戦略的な絞込み、PR手法等についてのアドバイス

3.県庁外勤務で、厚生労働省及び国土交通省等において情報収集等
・健康福祉部施策に厚生労働省の予算を活用するため、国と折衝する際の参考になる情報などを収集。(5月12日)
・アクアライン料金引き下げに資する情報の収集並びに麻生総理、国土交通省大臣との面接についての調整など。(5月22日・31日)  

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6月8日会派で視察した児童養護施設「富浦学園」。施設は昭和40年代に建てられ老朽化が進み、幼児から高校生まで100人近くが8人部屋などの大部屋で生活する。再三、建替えを含む改善を求める質疑を繰り返してきたが、今議会でも大野県議が代表質問で取り上げた。
 

 

2009/6/24 水曜日

森田知事を「評価する」18.1%~産経新聞社とFNNの合同世論調査

カテゴリー: 活動日記

 19日早朝から22日まで、緑区内のJR外房線各駅頭で熊谷俊人市長誕生の広報誌「市民ネットワークちば」の臨時号を福谷章子市議や会員とともに配布した。受け取りが非常によく市民の新市長への期待の大きさを感じる。
 モノレール延伸事業の凍結などのマニフェストへの姿勢については先日のブログに記したが、「与党」「野党」や「賛成」「反対」、上下を問わず、誰とでも率直な対話の姿勢を明確にしているようだ。
 自民議員や業界関係者、企業トップとは会うが、市民団体とは一切会おうせず、「お友達」で知事室や懇談会などを構成しようとするなど、「公私混同」「県政の私物化」が目立つ森田知事はその対極にある。

●世論は森田知事にレッドカードをつきつけている

さて、産経新聞社とFNNが合同で、注目度の高い都府県知事4人について世論調査を実施し、その結果が昨日発表されたので以下に紹介する。(調査対象は全国の成年男女1000人のエリアごと無作為電話)

【問】次の都府県知事について評価するか
《森田千葉県知事》 評価する18.1 評価しない60.5 わからないなど21.4
《石原東京都知事》評価する60.7 評価しない32.8 わからないなど 6.5
《橋下大阪府知事》評価する89.3 評価しない 7.0 わからないなど 3.7
《東国原宮崎県知事》評価する90.3 評価しない 7.1 わからないなど 2.6

【問】次の都府県知事の国会議員への転身を期待するか
《森田知事》 期待する 7.9 期待しない84.4 わからないなど 7.7
《石原知事》 期待する25.1 期待しない70.8 わからないなど 4.1
《橋下知事》 期待する50.5 期待しない45.3 わからないなど 4.2
《東国原知事》期待する49.0 期待しない47.9 わからないなど 3.1

石原、橋下、東国原の3人はメディアのヨイショと露出度で高い評価となったが、森田の場合、一部メディアのヨイショにもかかわらず「完全無所属」「剣道2段」のウソが低評価の要因だろう。世論は告発を支持し、森田知事にレッドカードをつきつけている。
それにしても元国会議員、自民党衆議院議員候補者、元文部政務次官の森田氏に「国会議員への転身」を「期待する」が7.9%、「期待しない」が84.4%とは、是非、森田氏に感想を聞いてみたいものだ。

2009/6/23 火曜日

森田健作氏を告発する会の報告集会開催

カテゴリー: 活動日記

~講演料(H16~19 年1344万円)や5/18、6/11行動記録の不可思議

 22日の県議会は自民の一般質問が続く。「道路つくれ」の大合唱はただただ苦痛である。質問せずとも事前ヒアリングで済むような内容がほとんどだ。22日午後、民主党、共産党とともに、昨日のブログで紹介した森田知事の「それしか(聞くことが)ねえんだろう、はっはっは」(6/20読売新聞の署名記事)発言の真偽について回答を知事に文書で求める。

 さて、20日夜は、船橋市内で「森田健作氏を告発する会」の報告集会が開催された。資金の流れ、講演料の実態、6月県議会などが報告された。
資金の流れでは、
①「H17年森田健作選挙資金」で約3000万円が使途不明、
②「森田健作後援会」から「森田健作選挙資金」にH20年に支出された1512万円の出所が不明、
③森田健作政経懇話会に振り込まれたH16~19の講演料計1344万円の18%が教育関係、45%が公益法人等でありそれらの大半が本来、森田個人に振り込まれるべきもので所得税逃れの疑いあり、
④選挙資金は億をこえたであろうになぜか1千万円台という不可思議さ、
などが指摘された。

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「森田健作氏を告発する会」の報告集会の様子と、円グラフは講演依頼主の分析結果

● 5/18,6/11知事の行動記録と不可思議

 森田知事の行動記録では、三番瀬再生会議が開催された6月11日夜は午後5時で「6月議会勉強会」が終了しておりそれ以降は私的時間となっている。議会準備のためというのが再生会議欠席の理由だったが怪しいものだ。
直轄事業負担金が議題となり、森田知事は議会準備などのため15分で退席したという5月18日の全国知事会議、記録では午後2時~4時半の2時間半出席したことになっている。その後、午後6時からオークラ千葉で開かれた「千葉県中古車自動車販売協会通常総会後懇親会」に、午後6時半~7時10分は京成ホテルミラマーレの「千葉市ウィスコンシン協会食事会、理事会」出席となっている。19日の代表質問でなぜ15分で切り上げたのかと問われて議会準備という答弁だった。全国知事会を早々に抜け出してどこへ言ったのだろうか。

2009/6/21 日曜日

森田知事の「偽マニフェスト」を吟味もせず実行していいのか?!

カテゴリー: 県議会

~森田知事、「台本棒読み」で精一杯!質疑内容は頭に入らず?

 熊谷俊人・千葉新市長は、マニフェスト(政権公約)で掲げた政策の実現にむけて取り組み始めたようだ。21日の「毎日」朝刊によれば、「モノレール延伸は中止する」という公約について、延伸区域を視察し、延伸区域に住む地元自治会長らと意見交換し、「延伸計画は財政再建するまで長期的に凍結させていただきたい」「都市交通体系を考え直すため、1年以内に有識者を交えた組織を立ち上げる」と言明した。
マニフェストは政策の枠組みにすぎないから選挙後、マニフェストの具体化の作業が必要だ。マニフェストの本家の英国では具体化の原案段階で公表され、専門家集団、利害関係者等の関係団体、国民から意見を求めることが一般化している。すなわち、具体化の過程でマニフェストはさらに吟味され民意を反映する手順が用意されている。(「ローカル・マニフェストによる地方のガバナンス改革」、(株)UFJ総合研究所・編著、発行・ぎょうせい)
モノレール延伸の「中止」を「凍結」とし、都市交通体系全体の問題と捉える熊谷市長の姿勢は、説得力がある。

 一方、千葉県政でマニフェストはどう扱われているか。
17日の県議会代表質問で田中信行議員(民主党)が、選挙時のマニフェストが吟味なしに自動的に県の政策とされるのは問題だという主旨の発言をした。
 アクアライン800円社会実験、リニア・モーターカー構想、移動交番などのことだ。

 マニフェストとは、政党が政権を獲得した時に必ず実現する政策である。英国では、各政党は数ヶ月から数年かけて民意を反映したマニフェストを作成し、国民が政策本位の政治に参加するためのツールとして機能するという。当然、具体的な政策毎に実現に向けた数値目標(目標)、財源、目標年次(期間)、政策の優先順位も明記されねばならない。そのことで、マニフェスト作成段階で広範な民意が反映され、国民は政党の具体的な主張を理解する。あいまいな記述は許されないし、あいまいさは選挙中の政策論争の対象となる。
(前掲著)
 
 こうした目で見ると森田知事の「マニフェスト」は、「マニフェスト」に値しないことがわかる。選挙中「千葉県日本一を目指す」「森田はやります」を訴えるだけで、密室で作成されたマニフェストの内容はまったく周知されなかった。抽象的な記述だけで財源の裏づけや数値目標もない。したがって、県はこのマニフェストに値しないものに縛られる必要はないハズだ。しかし、広範な民意を反映することもなく負の側面を検討することも無く、代表質問でのさまざまな指摘にまともに答えることもなく、県は自公会派と手を組み偽マニフェストを補正予算化しようとしている。

県代表質問が終わった19日、森田知事は5会派すべてが自らの政治資金問題を取り上げたことの感想を記者団に聞かれると「それしか(聞くことが)ねえんだろ、はっはっは」と笑いとばし、「代表質問なんだから、県政に向けてどうなんだっていうものを、もっと聞いてほしかった」と不満も口にした、と報じられている。(「読売新聞」6月20日)
県職員作成の「台本棒読み」が精一杯で自らの政治資金問題や様々な県政の課題に関する質疑内容は頭に入らなかったようだ。カラッポさを象徴する発言だ。22日には県議会HPの録画で18日の大野県議の質疑の模様もアップされる。まずご覧いただきたい。

【参考】「読売新聞」6月20日朝刊から抜粋
「それしか(聞くことが)ねえんだろ、はっはっは」

 森田知事は県議会代表質問が終わった19日、5会派すべてが自らの政治資金問題を取り上げたことの感想を記者団に聞かれると、そう言って笑い飛ばした。知事はさらに「代表質問なんだから、県政に向けてどうなんだっていうものを、もっと聞いてほしかった」と不満も口にした。
 だが、17~19日に代表質問に臨んだ5議員は、新知事の意気込みや考え方を引き出そうと、県政全般について質問を繰り出した。ところが知事は、職員が作成したメモを棒読みする答弁に終始し、自らの言葉で訴えかける場面はほとんどなかった。
 政治資金問題では、政治資金収支報告書などの自主的公表を求める質問が相次いだが、知事就任前の自らの不手際がほとんどにもかかわらず、やはり職員から手渡されたメモを頼りに、「法に従って公表します」と繰り返すだけだった。
 知事が自らの答弁を棚に上げ、議員の質問内容に注文をつける発言に対し、与野党を問わず反発の声が上がっている。
 (中略)
 知事はまず、県民の関心事に説明が不十分だということを自覚し、自らの考えを分かりやすく説明する努力をすべきだ。議員に不満をぶつけるのは、それを実践してからではないか。

2009/6/20 土曜日

「秘書3人制」で知事室が森田事務所に変身?!

カテゴリー: 県議会

~収支報告書修正や政党支部解散手続きをサボり、事務所関係者は「秘書」として「勤務」

 昨日のブログで紹介した中学生議会での中学生の「うそはつかないで」の願いを、本会議の答弁で森田知事が「子どもの意見」として無視したことは、知事の「人格と人間性」に関わる深刻な問題として波紋を広げている。

 さて、4月15日森田健作氏を9百名近い市民が「完全無所属」の虚偽表示による公職選挙法違反とドン・キホーテ違法献金の政治資金規正法違反で告発したが、誰しもその後の検察の動きが気になるところだ。
 6月18日の大野博美県議の代表質問に対する知事答弁(再答弁)で検察が捜査に動いていることが明らかになった。
質問(大野博美県議):県民への説明責任として収支報告書を事前公表すべきと思うが見解はどうか。
知事:政党支部の収支報告書の件については、告発処理手続きの中で、当局にすべてご説明しておりますので、刑事手続き以外の場で議論することは、当局の捜査の妨げにもなりかねず、適当ではないと考えます。

●収支報告書も修正せず、森田氏の事務所関係者2名は毎日のように知事室に「通勤」し、日給2万5千円~3万円を受け取る

 さて、20日午前は小松実県議(共産党)が代表質問で、ドン・キホーテ違法献金480万円の返金とそれに伴う政治資金収支報告修正の事実を質した。知事は、4月中旬に銀行振り込みで返還したと答え、収支報告書未修正の理由は「スタッフ不足のため」とした。

そのスタッフは何をしているか?17日の代表質問で河上茂県議(自民)が「知事室は個人の事務所ではない。室長がいるのだから、室長を中心に仕事をしてもらいたい」と公私混同を批判した。(「読売新聞」6月19日京葉版) 森田知事は、自らの事務所関係者2人を非常勤の県の「政策アドバイザー」に5月1日委嘱し(任期は来年3月末まで)、自民党第2支部の会計責任者であった特別秘書の中村充宏氏と合わせて「秘書3人制」をとっている。非常勤の2人は「国との調整役」「情報発信」に専門性があるとしているが、その専門性はあいまいである。5月分として2人が受け取るのは計79万円という。(「読売新聞」同) 特別秘書も含めその専門性、勤務実態を予算委員会などの場で追及が必要だ。

●会派として厳重抗議書を知事宛提出

 さて、19日も知事の露骨な「台本」棒読みが続く。本会議場は下手くそな芝居稽古場ではない。公職選挙法違反や政治資金規正法違反に関する質疑に対しても、地方公務員である県職員が作成した「台本」をただ棒読みしている。これは地方公務員法に明確に違反すると考えられるため、会派としてさっそく以下の抗議書を知事宛提出した。

 
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千葉県知事
森田健作様
       6月県議会質問に関して厳重に抗議する

 森田知事への代表質問の再質問において、自民党第二支部や森田健作政経懇話会に関する答弁書を、地方公務員である職員が作成することは、特定政党に利することであり、地方公務員法第30条「すべての職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなければならない」、及び36条の5「職員の政治的中立性を保障することにより、地方公共団体の行政及び特定地方独立行政法人の業務の公正な運営を確保するとともに職員の利益を保護することを目的とするものである」に、明確に違反する。
 よって、厳重に抗議し、知事及び職員はこのような違法行為を即刻改めることを強く求める。

 あわせて、知事再答弁の際、職員から知事へ渡される文書は、千葉県情報公開条例2条の2により「職員が職務上作成し、組織的に用いた公文書」であるので、その写しを要求する。

                2009年6月19日
                「市民ネット・社民・無所属」
                   大野博美
                   川本幸立
                   小宮清子
                   吉川 洋

2009/6/19 金曜日

18日代表質問傍聴者の驚き「ここまでカラッポだとは!」

カテゴリー: 県議会

~中学生の「森田知事は政治の面だけではウソをつかないように」の願いを、「子どもが言っていること」と無視

 18日午後、大野博美県議の代表質問が行われ、多数の方に傍聴にお越しいただいた。
冒頭、大野県議は「知事の好きな『青春』という言葉に『逃げる』や『人任せ』というイメージはふさわしくありません。再質問に対しても、逃げることなく、堂々とご自分の言葉で答弁していただくようお願いします」と釘をさしたにも関わらず、2問を除き「台本」(「再質問」では県職員があらかじめ膨大な時間をかけて作成した想定問答集からピックアップするようだ)の棒読みに終わった。
 知事に一番近い議員席に座っているのでその表情でよくわかるが、知事は会派の区別なく質問の大半については無関心であり内容を理解しようともしない、「再質問」時もその内容を聴き答弁の準備をする(メモをとるなど)姿勢も皆無、つまり思考回路が働かない。
 そこで県官僚は、知事には想定以外の再質問に対する答弁をさせない方針を決定したときくが、知事しか答えられない質問については他人が答える訳にはいかない。

●中学生の人格を認めず、「自称剣道2段」問題で居直る

想定問答の「台本」がなく、自分の言葉で答えざるを得なかった知事の答弁(要旨)は次のようなものだ。
質問:自称なのに「剣道2段」を名乗り続ける知事は、11日の「ちば中学生県議会」での中学生議員の「森田知事は政治の面だけではウソをつかないよう伝えてください」にどう答えるのか。
知事:子どもが言ってることですから。
知事:剣道2段は今後も内心で思い続ける。

●質問もしていないのに答弁する珍事

 三番瀬保全について「6月11日に開催された三番瀬再生会議では、各委員から三番瀬再生会議に出席し、三番瀬再生について知事の思いを語って欲しいという要望が出された。三番瀬再生委員と直接顔をあわせて今までの経緯をしっかり理解する場を持つべきだがどうか。」という主旨の再質問案を当初考えていたが、検討段階で省いた。しかし、県側は、何を勘違いしたのか、想定答弁「台本」を知事に手渡し、知事はそれを機械的に読み上げてしまった。

●傍聴者の感想 「ここまでカラッポだとは」 

終了後、傍聴者から感想をうかがったが異口同音に「知事がこんなカラッポだとは思わなかった」「自分たちの市長もヒドイと思ったが、知事と比べると遥かにマシだ」「中学生の願いに、『子どもが言うこと』と無視したのは驚きだ。道徳や教育を語る資格はない」などと語った。百聞は一見にしかずだ。

2009/6/18 木曜日

「台本」棒読みの森田氏は知事失格

カテゴリー: 県議会

 17日は森田知事になって初の定例県議会の代表質問(自民、民主)初日だった。再質問への答弁姿勢や内容で知事の思考回路や県政についての学習のレベルが判明する。1回目の質問は事前に通告してあるので官僚が答弁書を作成し知事はそれを読み上げるだけでこなすことができる。しかし、再質問は本来は事前に通告されないので、自分の頭で考えなければならない。
初日の質疑終了後、会派控え室に複数の新聞記者が知事答弁の「採点」を訊きにきたので「0点」と答えた。

 理由として以下の2点を挙げた。
①再質問を聴くときは、質問内容をメモし答弁の準備をするものだが、聴くという姿勢すらみられず、案の定、答弁は後ろから回ってきた原稿をただ棒読みするだけ。行政官僚に丸投げで済むなら知事職は小中学生でも務まる。
②明らかな政治資金規正法違反の事実について、それを認めずただただ自らの「感覚」を主張するのみで反省の姿勢は見られない。自称「剣道2段」問題と同様、法や社会ルールを守るという社会常識が希薄だ。
 
18日午後1時から3時前後まで大野博美県議が代表質問で知事の基本姿勢、ウソを質す。千葉テレビ、県議会インターネットで中継する。また本議会傍聴もOKだ。是非ご覧いただき考えていただきたい。県民はどんな人物を知事に選んだのかということを。

【参考】復習!「完全無所属」は何が問題か?
(以下は、「みどりネット街づくり通信」5月臨時号より抜粋)

「政治とカネ」の問題で政党不信が渦巻くなかで行われた千葉県知事選挙は、「3月29日は政党より千葉県民第一の候補者に投票しよう!」(届出ビラ第2号)と「完全無所属」(同)を名乗った森田健作氏が、市民ネット、民主などが推した「無所属」の吉田平氏を破って当選しました。
 ところが、森田氏が自民党衆院議員候補者を意味する「自民党東京都衆議院選挙区第2支部」代表の立場にあること、その自民支部を使って集めた企業団体献金(04年~07年に1億6千万円)を自らの政治資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付(同、1億5千万円)していたことなどが選挙直後から一斉に報道されました。
政治資金規正法では資金管理団体への企業団体献金が禁止されているため、活動実体のない自民党支部をトンネルにした「迂回献金」という疑惑とその「迂回献金」を知事選の選挙活動に使った疑惑がクローズアップされました。
そもそも「完全無所属」とは、いかなる政党にも所属しないことであり、ましてカネの結びつきなどはあってはなりません。森田氏自身も4月16日の定例記者会見で「政策を自分で考えた」「党の要職の応援を受けず、自分一人でやった」「支部への寄付金などは知事選には使わなかった」「支部を解散しようと思った」などと答えています。
この「完全無所属」のウソは、「学歴詐称」と同様、公職選挙法で禁じる虚偽表示に該当するハズです。
実際、4月3日の衆院法務委員会の質疑で総務省の門山泰明選挙部長は「政党に所属する方がいかなる政党にも所属しないということを公にして選挙運動することは、当選を得、または得させる目的をもって公職の候補者の政党所属に関し虚偽の事項を公にしたと認められる場合には公職選挙法235条1項に抵触するおそれがある」と答弁しています。
4月15日、853名の市民が、森田氏を公職選挙法違反及び政治資金規正法違反で千葉地方検察庁に告発しました。有罪が確定すれば当選は無効となります。(川本幸立)

2009/6/15 月曜日

自称「剣道2段」に、中学生も「ありえねー」

カテゴリー: 活動日記

千葉市長選挙に熊谷俊人氏が圧勝した。一安心だが、今後、行政官僚に「洗脳」され、森田知事のように官僚・議会多数派や他の都県市の首長の手のひらで踊ることがないように、市民も憲法12条(この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない)に従い新市長を激励し厳しく監視批判することを忘れてはならない。かつての革新自治体の凋落の要因の一つが、首長と支持会派・団体との馴れ合いにあった。主役はあくまでも千葉市民だ。

 ところでその森田知事のデタラメさだが、子どもたちにとっては、「完全無所属」の違法性よりは、自称「剣道2段」のほうが遥かにわかりやすいようだ。知人の話でも、自称「剣道2段」の話に、中学3年生たちは「ありえねー」と反応し、そんな人物が知事の座にいることに「ガマンデキナイ!」を連呼したそうだ。剣道を習っている小学6年生は、最初は自称「剣道2段」の意味がわからなかったようだが、剣道2段を自称することは「できないと思います」とキッパリと言った。自称「剣道2段」で生涯にわたって「虚偽」を貫く覚悟の森田知事には、自称「剣道2段」が子どもたちに与える反「道徳・教育」面の影響を理解できる感性すらないようだ。森田氏は小学生、中学生からもレッドカードをつきつけられているのだ。
 さあーどうする森田知事?!

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