2010/7/19 月曜日

再び、成田スカイアクセスについて~サンカノゴイはどうしているのか?!

カテゴリー: 活動日記, 県行政

 成田スカイアクセスが17日に開業した。
 テープカットしたのが京成電鉄社長と荒川区長というが、開業後、誰が得をするのかを象徴しているように思う。
 都心~成田空港間を36分で結ぶというものの、「都心」というのが曲者で、日暮里~空港第2ビル間が36分だが、京成上野~成田空港間は44分だ。従来より15分時間短縮というのもあくまで京成内での短縮効果にすぎない。

 一方、JR成田エクスプレスは東京~成田空港間最短53分だ。東京駅を起点に考えれば東京~上野間はJRで8分、東京~日暮里間は11分で乗り換え時間を10分とすると、時間的なメリットはなくなる。バスは、東京シティエアーターミナル(日本橋箱崎)~成田空港間は65分だ。
 ただ、成田スカイアクセスの特急料金を含めた料金は2400円と、バスの2900円より格安だ。

鉄道許可時の資金計画によれば、総事業費1261億円、その内、成田空港が328億円、国が227億円、借入金350億円、地方公共団体(県と9市村)負担が328億円で、その65%にあたる213億円を千葉県が負担(負担金30億円、出資金43億円、補助金140億円)する。巨額の負債(売上約130億円のうち、60億円以上を鉄道運輸機構への借金返済に充てる)を抱える北総鉄道の線路を使用する。

県民にとって成田空港へのアクセスの改善効果はたいしたことはない。県がこれほどの額を負担する理由はない。建設することが最大の目的だったのではないか。その点でも、成田・幕張・上総の拠点開発を柱とした1983年の千葉新産業三角構想の抜本的見直しが必要だ。

建設をめぐり、サンカノゴイ、オオタカ、サシバ等の希少鳥類が生息することから、環境省は環境影響評価書について国土交通大臣に対し、2005年9月、
「サンカノゴイ等の湿地性希少鳥類の生息地に係る代償措置としてヨシ原等の造成については、サンカノゴイ等の生息地にかかる工事を実施する前に、代償となるヨシ原等の造成に着手し、鳥類が生息できる環境を早期に確保するとともに、適切に管理すること」
「鉄道供用後も道路事業の工事が行われることから、関係機関と連携して事後調査を実施し、必要に応じて調査結果を踏まえた対応を図ること」
など当時の環境省として異例とも言える大臣意見を提出した。

サンカノゴイ等の生息状況について継続した監視が必要だ。

写真は、17・18日に開催された地元(千葉市緑区)の大椎台納涼大会の様子。 
私も男子厨房に入る会(男厨会)の一員として例年通り海苔巻きをつくった。毎年4~5人で800本程度を巻くので、手が自然に動き、ロスがほとんどない。

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